県立池田高校三好校にて「精油の抽出とアロマテラピー」と題し講座をさせていただきました。
県下の専門高校を対象に各校の特色を生かし”六次産業化プロデュース事業”の一環とし、５年前より蒸留器の製作、精油の抽出から商品化まで工業・農業・商業が連携して取り組んできました。
現在は実践教育ステップアップ事業と名を変え、引き続き辻校と三好校で進めています。
各校のスケジュール調整に加え、コロナ禍による合同授業の課題など難しいなか、本年も開催。
今回は市民の方が参加された「学校開放講座」の今年度最終の授業も兼ねて、賑やかに。
すだち・八朔・杉・ひのき…事前に手間をかけて抽出し準備くださった精油に、一般の皆さまも感心しきり。
そのうえ、お好きな精油をえらんで贅沢にクラフト作りに使用させていただきました。
自然物が豊かな環境にあるものの、芳香商品となり得る素材選びから品質の安定や保持には時間がかかっていますが
毎年多くの方のご協力をいただいています。
それも長年地域との交流を重ね地元に根差しているからこそ。
授業で育てた野菜や花苗、加工品などは販売会や産直市ではいつも人気だそうです。
木を伐り、子牛を育て、ジャムを作り、原木に椎茸菌を植え、バイオテクノロジーも学び…
可能なら入学したいほど。
未来を担う子供達というけれど、高校生ともなればもう即戦力
明るい挨拶で出迎えてくれ、笑顔で送ってくれた生徒さんたちの未来を楽しみにするという
楽しみが増えた１日でした。