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植物の多様性

植物の多様性

びっくりするほど早い梅雨明けを迎えました。
蒸し蒸しジメジメの長雨は嫌だといいつつも、水不足が心配なほどの短さでしたね。

貴重な晴れ間!と張り切ったものの今となっては、そうでもなかった6月のある日
花の終わったカモミールやタイム、はびこり過ぎたオレガノにミント、
蒸れを嫌うハーブを盛大に刈込み、味と香りを楽しみました。

その一つのラベンダー

ラベンダーの原産地は地中海沿岸やアルプスなど。
緯度でいうと日本では北海道あたり。
なので西日本の梅雨の晴れ間の蒸し暑い日には、穂先がぐったりすることもあります。
すっきり刈り取り、見た目も風通しもよくなりました。

ハーブの中でもラベンダーは多くの方がご存知の植物
そして印象は「リラックスの香りのハーブ」

ですが

種類によっては、ラベンダーらしさやリラックスを得意とする芳香成分が含まれていないものもあるんだそうです。

JAMHA MEDICAL HERB REPORT 2022 SUMMERより

ラベンダーは世界的に人気の高いハーブで、園芸種や自然交雑も含めると非常に多くの種類が存在し、
同じ系統であっても栽培地の標高など、後天的環境の違いでも成分の差違があるそうです。
確かに当然といえ当然ですが、データで確認できる植物の多様性の分かり易い例のひとつです。

園芸店に並ぶハーブもひと昔前からだとずっと種類が増え、同じ種類の中から香りや花の色・形から選べるまでになりました。
目的にあわせて、品種の名前が分かったらプロフィールを調べてみるのも面白そうです。

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さて、振り返りながらですが、6月の月いち講座は「ハウスケア」
アロマですっきりお掃除がテーマでした。
「抗菌」や「抗真菌」などのキーワードを持つ精油を使い、クラフト2種を作成。

実は、先ほど紹介したラベンダー
特定の菌を殺菌したり、静菌作用のある種も少なくありません。
心と一緒に、身体の傷のケアにも使われます。

今回は、ブレンドのレシピを提示しての作成
香り=香水=苦手 
という感覚を持ちがちなお父さん方にも”気持いいにおい”とご好評いただいているオリジナルの香りレシピです。
爽やかな香りのブレンドで、使いみちの幅が広いお掃除グッス
ご家庭で活躍してくれているでしょうか。

この時期、菌やウイルスは気になりますが、ここ数年は格別。
癒やしとリラックスだけじゃない、いろいろ使えていろいろ便利なアロマやハーブ。
これからも、日々の暮らしの道具として役立つよう提案させていただきますね。

7月は、ハーブの回。
気になる方は、お気軽にお問い合わせください。

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