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精油とエッセンシャルオイル

精油とエッセンシャルオイル

春分を迎え、マスクの着用の規制が変わり、もうすぐ年度も新しくなります。
ここ数年、新しい言葉が生まれたり、今までの生活では聞くことが少なかった言葉が飛び交うようになりました。
すこし振り返ると
「クラスター」「ソーシャルディスタンス」「ロックダウン」「ステイホーム」…
中には、そんな言葉もあったなあと時間の流れの速さをこんなところで感じてしまいます。

「エッセンシャルワーカー」という言葉もそのひとつではないでしょうか?
essentialという言葉は「欠くことのできない」「重要な」という意味で、医療現場で尽力してくださっている方たちがこう表現されました。

エッセンシャルは、このほかに
「真正(偽りのない・本物の・純粋な)」という意味も持っています

アロマテラピーで使う植物の根・花・葉・果皮・樹皮から抽出した液体の芳香成分は、「精油」と呼びますが
=「エッセンシャルオイル」とも呼ぶため、アロマ関係の仕事やアロマに馴染みのある方は、なるほどと思われた方も多かったようです。

香りの働きについては、いろいろなところで話題になりますが、アロマテラピー(芳香療法)での働きは、エッセンシャルオイルを使って得られる効果のことを指します。
逆にいうと、エッセンシャルオイルを使っていないものは、アロマテラピーとは呼べないとも。

なんでもない日常や楽しみの延長にあるものから、痛みやお悩みのケア、どんなシーンにもなじむという特性も
私たちと同じ空気や水を栄養に、太陽のもとに生きているものから生み出されているからではないでしょうか。



もう何年になるでしょうか、訪問看護の現場に精油「エッセンシャルオイル」をお届けしています。
ご家庭でのケアのメニューのひとつとして足浴などに使っていただいているのですが、
ご本人はもちろんのこと、ご家族の方、訪問スタッフさんも含め、皆のこころがホッとなごむ時間になるとのこと。

マスク解禁を機に、現場で働く方々とともにエッセンシャルオイルがお役にたてていることが(ほんとうに嬉しい)としみじみと感じ、思い出した「エッセンシャル」の話でした。

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