フレッシュ(生)のハーブが豊富な時期は、身近なハーブをお茶から料理、コスメやヘアケア、ハウスキーピングなど多方面から使う講座をしています。
昨日は、ジャーマンカモミール、スギナを使用。
スギナに関しては、近年のブームなどで雑草から市民権を得た感のあるハーブですが
姿としてはどちらも割とよく知られている植物です。
講座でポピュラーなハーブやアロマをテーマにするとキャッチーな感じではありません。
けれど、よく知られているということはそれだけ頼りにされ、使われ続けてきたということ。
歴史が深いぶん使った人(分母)が大きく情報も豊富で、いいこともそうでないことも沢山事例があがっています。
検証されたり研究もされているものの安心度は高いですよね。
どこかの会社のコピーのようですが
「愛され続けて○○年 これまでもこれからも」
などと、慕われるには理由があるわけです。
よく使われるということは「身近にあること」というのも大事なポイント。
庭の隅に、道端に…見渡せばすぐ手の届くところにあるからこそ
一般の人々が使いこなせるようになったともいえます。
近年は、植物が人の暮らしから遠ざかっているといわれています。
植物は同じものであっても、生えている場所や環境によって、成分や時に姿も変わります。
口にするもの、肌に触れるものについての情報は多々あれど、知る・見分ける力は実物を見ること。
特にハーブ(植物)やアロマ(香り)は体験・体感によってその力や感覚や深まるように思います。
植物が空に向けてグンと背伸びをし、よい季節になりました。
さあ 野へ。